アフター保証:10 年保証と無償交換の手順
10 年保証、不具合は無償交換、国内 3 日・海外 7 日で発送。判定の流れと、その裏側にある品質管理体制を明記します。
2026-10-14
発注前に最も多く寄せられるご質問は「保証はどのくらいですか」と「壊れたらどうなりますか」という二つです。どちらも本質的には同じ問いです。問題が起きたときに、どうするのかです。曖昧な言葉ではなく、明文化された条項としてお答えします。
保証:10 年
10 年保証をご用意しています。ペンの通常の書写寿命は 10 年を大きく上回るため、この期間がカバーするのは「異常な損傷」です。軸の変形、先端構造の破損、磁力の消失、キャップのねじの噛み違い、陽極酸化層の異常剥離が該当します。
一点明確にしておきます。芯は消耗品のため保証の対象外です。芯は本来就是交換のために設計されており、軸とは別の事項です。使用に伴い磁力が少しずつ弱くなるのは物理的な正常現象であり、不具合として扱いません。
不具合対応:無償交換
不具合と確認できた場合、無償で交換します。費用はいただきません。新しいものを直接お送りします。
交換の発送時期は仕向地名によって分かれます。国内注文は確認後 3 日以内に代替品を発送し、海外注文は確認後 7 日以内です。海外の方が長いのは、国際輸送そのものに時間がかかるためです。この変動要因を約束に織り込んでおり、運送業者のせいにはしていません。
不具合はどう判定しますか
二段階です。ほとんどの場合は第一段階で解決します。
- 第一段階 · 写真または短い動画を見ます。部品またはペン全体の写真・短い動画を送っていただき、それで判定します。先端の遊び、キャップが吸着しない、表面処理の異常などは、ここで解決します。
- 第二段階 · 異議がある場合は検査に回します。写真で結論が出ない場合や、まとめての異議がある場合は、サンプルを送っていただくか検査方法を提案し、第三者機関の報告書で最終判断とします。
最初から検査に回すことはおすすめしません。時間がかかるうえ、多くの不具合には過剰な手順です。話を進めると早く解決します。
不具合があった場合にお願いしたいこと
残りは当店の担当します。
残りは当店の担当します。
保証の背後にあるもの

10 年保証は約束です。約束を支えるのは仕組みです。当店の管控は ISO9001 の品質管理システムを基盤として、事前の段階と,事中の段階,事後の段階に分かれています。
事前では四種類の標準文書を整えています。材料と設備ごとに分ける切削工具の標準、設備ごとの加工プログラム標準、工程フロー文書、検査の標準文書です。事中では 72 時間認証を行っています。S は技術認証で、技術担当者が機械の始動から 72 時間以内に製品の品質を保証します。L は生産認証で、作業者が工程を受け継いでから 72 時間以内に品質を保証します。主に量産注文を対象としています。また、製品を 0 から 3 の段階で区分します。0 は期待以上、1 は標準に完全適合、2 はやや不具合があるもの、3 は不適合で隔離品。管控の重点は第 2 段階に置き、第 3 段階へ蔓延するのを防ぎます。事後では不良の実績を回収し、改善に結びつけます。
検査の硬件的な投資は数字で示せます。全設備の総数は 596 台(件)で、そのうち 260 台(件)が検査・測定機器です。基恩士の自動検査装置、三豊のプロファイル測定器や真円度測定器、硬度計、疲労試験機、塩水噴霧試験機、防水試験機、オンライン画像測定などを備えています。検査機器が四割以上を占めることで、不具合は工場内でできるだけ止め、外に出る前に見つかるように努めています。
まだ決めかねている場合
発注前に、書面での保証条項と不具合対応のフローをご請求ください。注文ファイルに綴じておいてください。お問い合わせの際に気になっている点(納期、保証、検収基準)をいただければ、見積りとあわせて該当の書面用具をお渡しします。調達上の判断は、言葉の約束ではなく書面に基づいて行います。